お客様にお届けする
私たちのこだわり。
餅米は「神様の食べるお米」として神話の時代から大切に扱われてきました。私たちは大正5年(1916年)の創業以来100年以上のあいだ、お餅の美味しさを追求し、最高の美味しさをお客様にお届けするために日々技術を磨いております。
あいと電氣餅店のお餅と商品に対するこだわりをいくつかご紹介させていただきます。
1. 徹底的なまでに
厳選された素材。
あいと電氣餅店では餅米の王様と呼ばれる新潟産こがねもちを使用し、餡子は最高峰の北海道産小豆から一つひとつ手仕事で作っています。
旬の食材も風味で厳選。
塩やみりんといった調味料は、高級日本料亭でも愛されている希少な逸品を選び抜いて使用しています。
商品を作る職人だけでなく、食材、素材にかかわるすべての生産者が、お客様の「美味しい」体験を追求していることが、私たちの誇りです。
2.あいと電氣餅店は
保存料・添加物不使用。
日本で保存料や添加物が食品に使われ始めたのは1960年頃(昭和30年代)からです。それ以前の食品は、作られたその日に食べることが一般的でした。
あいと電氣餅店では1916年創業時の伝統製法を受け継ぎ、化学保存料や添加物を使用しておりません。
そのため賞味期限は5時間と短くなりますが、「素材だけから生まれる純粋な美味しさ」と「できたて」にこだわって日々お客様にご提供しております。
私たちの商品が
賞味期限5時間の理由。
私たちの商品を賞味期限5時間とさせて頂いているには幾つか理由がございます。
化学保存料や添加物を一切使用していないことはその大きな一つですが、「賞味期限を5時間」とすることで、砂糖の使用をできる限り抑え、繊細な風味を実現することも可能となります。
砂糖は古くより保存料としても利用されてきました。
お菓子にとって、砂糖はその甘みを生み出す以上に「日持ちをさせる」ことを目的として大量に使われることがありました。しかし、場合によって「甘すぎる」ことで素材の本来の風味を生かし切れないことがあるのも現実です。
賞味期限を5時間と短くすることで、利便性は犠牲となります。
しかしあえて長期保存をあきらめることで、素材の風味を最大限に引き出せる糖度まで砂糖をおさえ、これまで考えられなかったような繊細な味わいを生み出せるようになりました。
同時に、大福を包む生餅も搗きたてのふわふわな柔らかさを楽しんでいただけます。
賞味期限5時間でしか味わえないふわふわの食感と繊細な風味、そして爽やかな甘さをぜひご堪能下さい。
最後にお伝えしたい、
お餅という食材。
餅米は日本で古くから愛されてきた食材です。
しかし、うるち米(ごはん)と比べて、まだまだ調理法が一般化されていない食材でもあります。
ごはんは日々「美味しい炊き方」が料理人や家電メーカーによって研究され、様々な調理法が普及しています。電子炊飯器も毎年のように新開発され、ご家庭でも簡単に美味しいご飯を味わえるようになっています。
一方で、お餅は調理に膨大な手間がかかるために調理法は普及されず、細部の技法についても一般化されおりません。美味しい餅米の「浸水方法」「蒸し方」「搗(つ)き方」「成形方法」などは情報が共有されず、餅屋それぞれの秘伝として現代に伝わっています。
あいと電氣餅店では百年以上の研究と技術研鑽を通して、餅米に限界まで水分を含ませること、お餅の柔らかさを極限まで引き出すことを追求してきました。この技術は秘伝として今も私たち職人達が受け継いでいます。気温や湿度や素材の状態によって製法を調整するため、複雑かつ負荷の高い手仕事ですが、受け継いだこの秘伝技術は私たちの誇りでもあります。
「ふわふわ」「やわらかい」「とろける」そしてなにより「美味しい」という体験をお客様にお届けするために、あいと電氣餅店の職人一同、日々心を込めて仕事をしております。
近年では、最新の瞬間冷凍技術の発達によって、搗きたての風味をそのまま閉じ込められる冷凍配送も可能になりました。ぜひ一度、店舗で、配送で、私たちあいと電氣餅店のお餅の味をご賞味ください。ご来店、ご購入を心よりお待ちしております。